免許更新へ行った。

早起きして、免許更新へ行った。
新しい免許証は、小さいサイズだ。
5年前に更新した頃は、yasuの気持ちを知らずにいた。
ずっと、知らなければよかった。

yasuは、中学の頃からサッカーをしていた。
途中でバスケットしてたけど、
就職してからは、地元の友達とサッカーチームを作って頑張っていた。
2人でいると、自然にサッカーの話になった。
「サッカーしているところ、見たいな」って、わがまま言って、
5年前の冬、初めてPLAYするところを見せてもらった。
10年以上yasuを見てきた中で、一番輝いていた。
あんなふうに輝ける人なんだと、初めて知った。
知らない間に、涙が出た。

別れを言い出さなければいけなかった日。
yasuのサッカーの試合を見に行った。
もう、二度と会えないと分かっていたから、
最後にyasuの走ってる姿を写真に残したくて、カメラを持っていった。
でも、一枚も取れなかった。
目の中に焼き付けておこうと、必死になっていた。
今でも、あの日のyasuはユニフォーム姿で、私の心の中で走り続けている。

yasuのサッカーチームのHPを、必死に探した。
先日、やっと見つけた。
更新はされていなかったけど、少しだけyasuに近づけた気がした。

yasuは、私の弱さも認めて、すべてを含んで
受け入れてくれたのだと思います
そばにいることが、普通で自然で、いつも見守られていた。
迷った時も、悩んだ時も、優しく手を差し伸べてくれる。
私たちにはたくさんのことがあって、助け合わないと生きていけなかったんだと思う。
どんなに救われただろう。守ってもらってばかりだった。
守るものがあるから、強くなれるって、あのときのyasuを見ていたら分かる。
優しさを押し付けではなく、あんなふうに表現できる人はいないね。

現実的に、もう変えようがないのなら、
やっぱり、あきらめなきゃいけないんだろうね。
努力して叶うのなら、ずっと追いかけたいけれど、
人の気持ちだから、どうしようもない。
まして、私が決めた別れだったのだから、自業自得だよね。
私以上に苦しんだのは、yasuだったんだから・・・

離れてから、分かることがたくさんあります。
あの時、どんな気持ちでいたのか・・・
一緒にいることの意味、そしてyasu自身が望んでいたこと・・・
私は、yasuと過ごした事を後悔していません。
短い間だったとしても、同じ想いでいたことを、誇れる自分でいたいのです。