大事なものから目をそらすと・・・
2002年12月15日先輩のお宅へ、お歳暮を届けに行った。
暖かく、気持ちのいい天気だった。
学校時代の友達は、みんな私とyasuは結婚するものだと思っていた。
付き合ってない時から、みんな私に
「yasuと仲良くね!」とか、「yasuを頼むよ!」と、勝手に言っていた。
22歳の春、友達の結婚式へ出席するため、
前日、広島へ行き、yasuと会った。
久しぶりに2人で市内へ飲みに行った。
その帰りに、2人で海を見た。
真っ黒い海に、対岸の灯りだけが揺れている静かな海だった。
それまで2人でずっとバカ言っていたのに、黙って海を見た。
いろんな想いが交錯していた。
それから、yasuの部屋の近くに住んでいる
学生時代の先輩のお家へ行った。
yasuが学生の時から、とてもよくしてもらっている先輩で、
私もよく知っていた。
私たちを見るなり、「お前ら、とうとうそうなったか・・・」と納得していた。
yasuは、否定しなかった。
「どうして?」と思っている私に先輩が、
「花音、yasuをよろしく頼むな!」と、笑って言った。
私は、頷く事しか出来なかった。
怖くて、聞けなかった。否定しなかった理由を・・・
聞いてしまったら、関係が壊れてしまう気がした。
翌日、式場前のホテルまで、車で送ってもらった。
yasuは、結局何も言わなかった。
走り去る車を見送りながら、苦しくなる自分を感じていた。
一緒に結婚式に出席した友達は、
「yasuの部屋で一泊?花音、学生じゃないんだから・・・
yasuだって男だよ・・・」と、少し怒られた。
だって、一緒にいたいって、純粋に思ったんだもん・・・
男と女とか言う前に、人間として一緒にいたかったんだもん・・・
22歳はそれが許される年齢だったのかもしれない。
きっと、私達二人より、周りのほうがずっと分かっていた。
私達のつながりの深さ・・・
私は、あえて、見えないようにしていたのかもしれない。
私は、いつも、大切なものから、
目をそらして生きてきたのかもしれない。
暖かく、気持ちのいい天気だった。
学校時代の友達は、みんな私とyasuは結婚するものだと思っていた。
付き合ってない時から、みんな私に
「yasuと仲良くね!」とか、「yasuを頼むよ!」と、勝手に言っていた。
22歳の春、友達の結婚式へ出席するため、
前日、広島へ行き、yasuと会った。
久しぶりに2人で市内へ飲みに行った。
その帰りに、2人で海を見た。
真っ黒い海に、対岸の灯りだけが揺れている静かな海だった。
それまで2人でずっとバカ言っていたのに、黙って海を見た。
いろんな想いが交錯していた。
それから、yasuの部屋の近くに住んでいる
学生時代の先輩のお家へ行った。
yasuが学生の時から、とてもよくしてもらっている先輩で、
私もよく知っていた。
私たちを見るなり、「お前ら、とうとうそうなったか・・・」と納得していた。
yasuは、否定しなかった。
「どうして?」と思っている私に先輩が、
「花音、yasuをよろしく頼むな!」と、笑って言った。
私は、頷く事しか出来なかった。
怖くて、聞けなかった。否定しなかった理由を・・・
聞いてしまったら、関係が壊れてしまう気がした。
翌日、式場前のホテルまで、車で送ってもらった。
yasuは、結局何も言わなかった。
走り去る車を見送りながら、苦しくなる自分を感じていた。
一緒に結婚式に出席した友達は、
「yasuの部屋で一泊?花音、学生じゃないんだから・・・
yasuだって男だよ・・・」と、少し怒られた。
だって、一緒にいたいって、純粋に思ったんだもん・・・
男と女とか言う前に、人間として一緒にいたかったんだもん・・・
22歳はそれが許される年齢だったのかもしれない。
きっと、私達二人より、周りのほうがずっと分かっていた。
私達のつながりの深さ・・・
私は、あえて、見えないようにしていたのかもしれない。
私は、いつも、大切なものから、
目をそらして生きてきたのかもしれない。
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