子供のままでいい

2003年2月12日

もう、戻れないと、あの日分かっていたはずなのに、
私は何を求めていたのだろう?
yasuと一緒に生きる事だけを、夢見ていた私だった。
私の生活に足りなかったのは、yasuの存在で、
ただ、その事に、気付かないふりをしていた。
yasuを遠くから見つめる事が、
私に出来る事でした。

どうして、あの時だったんだろう。
たくさんの、ターニングポイントがあったね。
過ごしてきた時間は、私達が思うよりずっと深くて長い・・・
その中で、二人が重ねてきた信頼や、お互いの理解・・・
私の苦しみを、どれだけ、受け入れてくれたのだろう。
でも、もう、私たちには、何も存在しないね。
過去の積み重ねなんて、意味のないものだと、分かった気がする。
そこからは、何も生まれない。

私は、いつも、yasuに近付きたいと、そればかり思っていました。
yasuの中で、唯一無二の存在になりたいと・・・
yasuが仲間を大切に思う気持ち、
夢を叶えようとするひたむきさ、
そして、とめどない優しさ・・・
yasuの持っているすべてを、共有したいと思っていました。

どこかで、yasuがうらやましかったのかもしれません。
大人になるにつれて、私が失っていった人間として大事なものを、
yasuは、持ち続けていたのです。

いつか、話したね。
「大人になりたくない・・・」

大人になる事が、大事なものを失う事なら、
理不尽を理解する事なら、
私は、ずっと、子供のままでいい・・・



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索