つながり
2003年3月21日yasuが下宿していたあの部屋・・・
この前、実家に帰った時、家の前まで行ってみたよ。
よく、遊びに行ったよね。
私の仕事は、yasuの部屋の片付けから・・・・
洗濯物をたたんで、掃除して、
整理整頓して、台所で食事作って・・・
当たり前のようだったね。
それから、お酒飲みながら、ゲームしたり、話したり・・・
試験前には、勉強もしたりした。
でも、絶対二人きりではなくて、いつも他の誰かがいた。
いつか、後輩に言われたっけ?
後輩:「先輩達って、おかしいですよね。
花音さんには彼氏がいて、彼氏はyasuさんの親友で・・・
でも、花音さんはyasuさんの所に遊びに来て、
2人とも、こんなに楽しそうで・・・」
花音:「yasuは、彼も信頼している共通の親友。
なんでも相談できる、友達だって・・・」
後輩:「だって、ただの友達が、夜中にこうやって、
遊びに来たりしますか?
俺が、花音さんの彼氏なら、許さないかも?」
花音:「彼は理解しているよ。
だって、私とyasuは、男と女じゃないし、
yasuは、私の好みではないよ。」
yasu:「まぁな。
花音とは、一週間、一つ屋根の下で暮らしても、
絶対、手を出さない自信がある!!」
花音:「こっちだって、yasuなんか・・・」
後輩:「先輩達って、なんか、同じ空気を持っているんですよね。
そうやって、ムキになってケンカしたりするけど、仲良くて、
笑うタイミングとか、一緒で・・・
でも、花音さんも、yasuさんの勉強の事気にしたり、
yasuさんも、花音さんのこと、気遣ったり・・・
男と女って、こんな形もあるんですよねぇ〜」
yasu:「俺、花音のこと、女だって見た事ないしなぁ〜
ちょっと女っぽい、男友達ってとこかな?」
花音:「私だって、yasuなんて、男じゃないって・・・
ちょっと世話のかかる弟って感じかな?」
yasu:「弟?俺の方が、誕生日早いし、お兄様って呼べ・・・・」
(そのまま、言い合いが続く・・・)
今になって、後輩が言っていた意味が分かるような気がする。
自分より、回りのみんなの方が、分かっていた。
私とyasuのつながり・・・
いろんな人に言われたなぁ〜
yasuとの事・・・
学校の先輩達にも、「yasuの事は、お前に任せたぞ!」
なんて言われたりして・・・
他の人に言われる度に、疑問に思っていた。
みんなは、私達が求め合っている事が、
分かっていたんだよね。
当人同士よりも、ずっと、つながりが見えていた。
そのつながりさえ、
今は、切れた糸みたい・・・
どうしようもない。
コメント