特別な優しさ

2003年4月12日
  
優しくされると、自惚れてしまう。
私だけに、特別な優しさだと、
思ってしまう。

yasuは、とてもいい加減な人だったけど、
私には、とめどなく、優しかった。
親友の彼女だった、私だからだろうか?
それとも、彼の浮気を知っていて、
かわいそうに思ってくれていたからだろうか?

私が泣けば、いつまでもそばにいてくれた。
特別な事は、何も言わなかったけど、
私が泣き止むまで、そばにいてくれた。

私の顔を見れば、すぐに分かってくれる。
電話の声だけで、すぐに何かを覚ってくれる。
そんな人だった。

yasuが、私達から離れて生きる事を決めた時から、
私は、なんだかおかしくなってしまった。
ずっと、一緒にいられると思っていたから・・・
それからの私は、ひどい人間だった。
自暴自棄な生活で、どうなってもいいとさえ思った。
彼氏へのあてつけで、いろんな男の人と付き合ったり・・・
お酒も、ヒドイ飲み方していた。

そんな時、yasuと再会した。
私を見ただけで、すぐに何もかもを察してくれた。
yasuは、一言だけ、
「お前はやっぱり、笑った顔がいいよ」と言った。

私は、きっと、うまく笑えていなかった。
そのyasuの一言で、目が覚めた気がした。

yasuは、ある意味、私を救ってくれた。
今の私が、こんな風にしていられるのも、
yasuのおかげなんだと思う。

yasuの優しさから、学ぶものが、たくさんあった。
押しつけの優しさや、うわべだけの優しさでは、
人の心が動かせないという事も・・・

今の私は、人に優しく出来ているだろうか?
  

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