海
2003年6月14日実家に帰って、海を見た。
海がない、今の生活は、
少しだけ自分自身が、本当の私から、遠ざかる気がする。
眺めた海は穏やかで、
yasuと一緒にいた頃と、何も変わっていない景色・・・
私の一番のお気に入りは、
教室の窓側の席。
水面が、キラキラ光るのを、飽きもせずに眺めていた。
若さだけで、乗り越えられていた頃・・・
傷つく事よりも、yasuの存在を失う事が怖かった。
そばにいる事でしか、
優しさを、感じる事が出来なかった。
離れているからこそ、見えてくるもの・・・
大事な事は、失ってからでないと、
気付けないのだろうか?
大事な事は、
いつも私をすり抜けていく・・・
海は、どこかでつながっている。
yasuが住む街とも・・・
yasuの部屋の窓から、見える海にも・・・
体は、つながっていなくてもいいから、
心のどこか深いところで、
yasuとつながっていられたら・・・
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