ひとめぼれ?
2003年7月27日今日のような、青く高い空は、
まだ、幼かった頃の淡い想いを、
よみがえらせてくれる・・・
私が唯一、
ひとめぼれした、永さんの事を・・・
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15歳の夏だった。
テニスの大会で、
他校の一人の選手に、目が止まった。
PLAYがとてもキレイで、目が離せなかった。
背が高くて、日焼けした顔・・・
名前も知らない人だったけど、
その姿が、心から離れなかった。
次の秋の対抗戦で、
「永さん」って、名前を知った。
笑顔がさわやかで、
心の中で応援していた。
次の春の対抗戦も、永さんは参加していた。
私の学校のペアと、
永さんの学校のペアが試合をしているコートで、
私はベンチに座り、スコアをつけていた。
「この試合、どうなってますか?」の声に、
顔を上げると、永さんがいた。
永さんは、スコアを見ながら、
「マネージャーの仕事も大変だよね。」と、
声をかけてくれた。
「夏の大会、松江だよね?
君も来る?また逢えたらいいね・・・」と、
永さんは笑顔で去っていった。
憧れの人から、声をかけられた事で、
有頂天になっていた。
「松江で、永さんと再会できますように・・・」と、
祈りを込めた。
つづく
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