散歩道

2004年7月22日
久しぶりの曇り空・・・
娘と、散歩に出かけた。

yasuと自転車を並べて一緒に帰った道・・・
変わらない景色に、
あの頃の自分を重ねていた。
胸がキュンとするような痛み・・・

あの頃、確かに、
yasuがここにいたのに・・・
私の記憶だけが、
yasuの幻を追いかけている。

一緒に帰る時は、
いつも家の前までちゃんと送ってくれた。
帰っていく後姿を、
いつも見えなくなるまで見送っていた。
まだ、私達は幼くて、
ケンカばかりだったけど、
yasuのことは、他の誰とも違う感じがしていた。

yasuの前でだけ、素直に泣けて、
yasuにだけ、素直な気持ちを話せた。
私の真実を知ってくれて、
ありのままの私でいられた。

私は、yasuが望む女になれていただろうか?
yasuを苦しめることでしか、
存在できなかったじゃないだろうか?

散歩が、思い出をたどる道になって、
私は娘の手を引きながら、
少し泣きたい気分になった。
  

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