あの時の私

　　　
私が、本当に見ていたのは、
yasu自身ではなくて、
私を支えてくれる、
存在そのものじゃなかったんだろうか？

yasuのしてきた事や、
生きてきた道を、否定するつもりはなかったけど、
どこかで、嫌悪している私がいて、
その部分を、認めたくなくて・・・
だけど、その反面、
「私だけが、yasuを救える・・・」なんて、
偉そうに思っていたり・・・

yasuはきっと、
自分の全部を、受け入れて欲しかったんだろうね。
私は、見ようとしなかったんじゃなくて、
目を伏せていたんだよね。
yasuは、その事にもちゃんと気付いていて、
それも踏まえたうえで、
私を待っていてくれたんだよね。

自分が弱っている時だけ、
都合よく、甘えて、
yasuの辛い時に、何も出来なかった私・・・

あの時の私は、
yasuの何が分かっていたんだろう・・・