恋しい

　　　　　
私なら、
何でも分かってくれて、
私なら、
いつまでも待ってくれると、
yasuは言った。

今思えば、
yasuは、yasuなりに、
私に甘えてくれていて、
心を許してくれていたんだろう。

ただ、私には、
yasuの真意が分からなくて、
優しさも、優柔不断にしか思えなくて、
連絡がない事も、
私への無関心にしか、感じなかった。

本当に苦しい時に、
私は女として、何もしてあげられなかった。
あの時の私に出来る事は、
何もなかったのだろうか？

考えるたびに、
yasuが恋しくなる・・・