理想の彼?

2005年3月19日
   
いつもの生活が始まった。
仕事が忙しく、余計な事も考えられないくらい、
朝から夜中まで、仕事に没頭した。
だけど、私は笑えた。

仕事をしている時は、
失敗しても、許して助けてくれる仲間がいて、
甘えられる先輩がいて、
私を、頼って慕ってくれる後輩がいて、
支えて、支えられて、私は頑張っていた。
弱さも、人間としてのズルさも、ダメなところも、
みんな私の一部分として、理解してくれる人達・・・
だから、私は素顔でいられて、
肩肘張らずに、ありのままの私でいられるんだと・・・

正くんの前の私は違う・・・
彼の厳しさに、認められたい。
彼に心配かけたくない。
彼の一生懸命さに釣り合う自分でいたいと、
甘える事さえ忘れて、自分が自分でなくなっていた。

でも、今さら、正くんの前で、
本当の私ではいられない・・・
笑えない私なんて、本当の私じゃない・・・
私が私でいられなきゃ、
本当の私を、好きになってくれる人じゃなきゃ、
一生やっていくなんて出来ない・・・
心の中で、答えが決まった。

                   【つづく】

  

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