理想の彼?

2005年3月21日
数日後、yasuに電話をした。

yasuは、5月3日の事をすぐに謝ってくれた。
私は、正くんと別れた事を告げた。
そして、5月3日にyasuに逢っていたら、
相談しようと思っていた事も告げた。

「俺、きっと、相談されていたら、
すごく困ったと思う・・・
もし、俺が、『好きだったら、もう少し頑張ってみろ!』と言ったら、
お前は、苦しくても辛くても、
頑張ろうとしていたと思う。
もし、俺が、『そんなに苦しいなら、別れろ!』と言ったら、
お前は、すぐにでも別れただろう・・・
きっと、俺の言う事に、左右されるお前だろうから、
俺にあの時、逢わずにいて正解だったのかもな。」
と、yasuは笑って言った。

本当にその通りだと思った。
yasuは、私を本当に分かってくれている。

「俺、お前に相談されると、本当に悩むんだ・・・
昔から、お前、俺の言う事は、
なんでも素直に聞いてたからからなぁ〜
本当にお前にとっていい選択と思うと、すごく悩んでしまう・・・
お前に泣かれると、俺、弱いし・・・」
yasuは、困ったように言った。

「正直、心配してたんだ。
お前、その彼と付き合う事、俺にも相談しなかっただろう?
それで、付き合ってすぐ、結婚なんて言うし・・・
お前が、ひらめきで物事決めた時って、
うまく行かないような気がしてさ。」

yasuと積み重ねた十数年は、
こんな事まで、yasuに分からせてしまう・・・
私は、yasuの優しさが、本当に心に染みた。

「yasuは、本当に私の事を分かってるね。
親や友達や会社の人よりも、ずっと分かってくれてるね。
今度、彼氏を探す時は、
yasuみたいに、本当の私を分かってくれる人にするよ。」
私は、少しおどけて言った。
「ば〜か!俺みたいにお前を分かる奴なんて、
いるわけないだろう・・・
お前の事、俺みたいに扱える男は、
なかなか難しいぜ・・・」
yasuは、私を元気付けてくれるように、
憎まれ口っぽく、言った。

yasuとの、こんな会話が、
心地よかった。
本当に、自分を理解してくれる人がいる事は、
一人じゃないって思えるって、
心から、そう思えた。

               【つづく】

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