でも、私にとって、
直も陽も、友達。
私は、『康先輩』が好きだった。

2年生の秋、
廊下を歩いている私に、
康先輩と同じクラスの女の先輩から、
冷たい言葉を浴びせられた。

『○○(康先輩と同い年の女の先輩)は、
康の彼女よ。手を出すな・・・』

康先輩は、輝くん経由で、
私が好きな事を知ってる。
それは、分かっていたけど・・・
私は、康先輩と話した事もなければ、
接触した覚えもない。
なのに、なんであんな事言われなきゃ、
いけないんだろう・・・
情けなくて、悲しくて・・・
彼女がいるという現実よりも、
その冷たい言葉が、私には痛かった。

1月になり、学校が始まったある日、
私は、英語の先生に、職員室に呼ばれた。
                 (つづく)
     
  

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