Junior high school age その17
2007年6月4日壇上へ上がり、一礼して、
答辞の紙を開いて読み始めたが、
私は、修正する前の文章を読んでしまった。
気付いて読むのをやめて、一礼し、
『すみません。
もう一度初めから読ませてください!』と、言った。
恥ずかしかったけど、
張り詰めていた会場の空気が、少し緩み、
不思議なほど、緊張感がなくなった。
読み始めると、
いろんな事が思い出された。
辛かったクラブ活動や、先輩からのいじめ、
リレーで一番になった運動会や、
盛り上がった文化祭、
友達がいて、陽がいた。
ただ、それだけで楽しかった。
会場から、啜り泣きが聞こえた。
目を上げると、
ハンカチで目を押さえる卒業生や先生の姿が見えた。
その姿に、胸が詰まってしまった。
途中で、読めなくなって、止まってしまった。
すると、『花音ちゃん、がんばれ〜』と、
在校生が、声をかけてくれた。
ふと顔を上げると、
通路側で陽が、笑っていた。
先生は、私に舞台で泣かせたかったんだな!と思いながら、
何とか、最後まで読み終えた。
席に戻ると、クラスの友達が、
みんな泣き笑いして、よかったよ!と声をかけてくれた。
終わった安心感で、涙が止まらなかった。
答辞の紙を開いて読み始めたが、
私は、修正する前の文章を読んでしまった。
気付いて読むのをやめて、一礼し、
『すみません。
もう一度初めから読ませてください!』と、言った。
恥ずかしかったけど、
張り詰めていた会場の空気が、少し緩み、
不思議なほど、緊張感がなくなった。
読み始めると、
いろんな事が思い出された。
辛かったクラブ活動や、先輩からのいじめ、
リレーで一番になった運動会や、
盛り上がった文化祭、
友達がいて、陽がいた。
ただ、それだけで楽しかった。
会場から、啜り泣きが聞こえた。
目を上げると、
ハンカチで目を押さえる卒業生や先生の姿が見えた。
その姿に、胸が詰まってしまった。
途中で、読めなくなって、止まってしまった。
すると、『花音ちゃん、がんばれ〜』と、
在校生が、声をかけてくれた。
ふと顔を上げると、
通路側で陽が、笑っていた。
先生は、私に舞台で泣かせたかったんだな!と思いながら、
何とか、最後まで読み終えた。
席に戻ると、クラスの友達が、
みんな泣き笑いして、よかったよ!と声をかけてくれた。
終わった安心感で、涙が止まらなかった。
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