Junior high school age その20
2007年6月7日『どうして?』『なんで・・・?』
父と、大喧嘩になった。
『もう、K高校に入学手続きしてきたんだよ。
勝手な事しないで・・・』
結局、説得されて、高専へ行く事になった。
陽には、何も言わなかった。
連絡もしなかった。
K高校へ行く約束はしていないけど、
陽を裏切ったような気がしていた。
理恵ちゃんに、高専へ行く事を説明して、
もう陽とは、逢わない事にした。
私達は、きっと、ずっと直の存在に、
縛られていた気がする。
陽が意識してなくても、どこかで・・・
もう、陽を苦しめたくなかった。
私は、高専へ入学した。
あれから、父との折り合いも悪くなり、
私は、いつもイライラしていた。
男ばかりの世界で、可愛がられたけど、
クラブ活動は、想像以上にしんどかったし、
女だからって、特別扱いはないとの言葉どおり
先輩からの、押さえつけも厳しかった。
自分の望んでいた環境とは違うことに、
腹立たしさと、空しさばかりが、
募っていた。
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