感情のまま

　　　　　　　
あの時、
伝えられない言葉を、
胸の奥に隠した。
yasuに対して、
言ってはいけない事が、
あの頃の私には、たくさんありすぎた。

心の中、感情のまま、
yasuへぶつけられたら、
私達は、どうなっていただろうか？
ただ、私は、
yasuにこれ以上、苦しむ事だけが、
それだけが、気がかりだった。

どうせ、壊れてしまうのなら、
本当の事を伝えればよかった。
何を犠牲にしても、
yasu以外の大事なものなんて、
私には、意味のない事だったのだから・・・