私は、ひろの一つ一つの言葉を、
素直に受け入れられた。
あの頃、よくケンカもしたけど、
大人になったひろの言葉は、
私には、懐かしく、温かいものだった。

『ひろ、あの頃の私は、頑張る事で目標があったから。
 ひろとの付き合いを認めてもらうためには、
 私達頑張らなきゃいけなかったし、
 ひろも、一緒に頑張ってくれたよね。
 だから、無理も出来たし、みんながいてくれたから・・・』

あの頃の私達は、大人の偏見が悔しくて、
認めてもらうために、2人で頑張る事しか出来なかった。
その頑張りが認められたからこそ、
付き合って1年経つ頃には、
誰もが、いい方向に変わったと言ってくれるようになった。

『ひろに逢えて、ひろを通じて出逢えた人たちは、
 今でも、付き合いが続いているし、いっぱい助けてもらったよ。
 本当に、感謝してるの。』

あの頃ももちろん、ひろと別れた後も、
何も変わらず、私との関係を続けてくれた人達。

『ホント、俺らは、いい仲間に恵まれたよな。
 だから、20年経っても、変わらずいてくれるし、
 みんなで逢おうって、話になるんだよな』

ひろは、いろんな友達の名前を出して、
懐かしそうに、あの頃を思い出していた。
          
        

          

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