私は、正直、
あの頃のひろとyasuの関係が、
とても不思議だった。
兄弟のような、いつも一緒にいるんだけど、
ベタベタは、してなくて
何も言わなくても分かり合えてる感じで・・・
『私、あの頃、ひろとyasuにやきもちやいていたんだよ。
だって、2人を見てると、あまりにも仲が良くてね。
yasuの部屋に、朝2人を起こしに行った時、
並んで寝ている2人の寝顔見てたら、なんだか微笑ましいんだけど、
悔しくてね。おかしいでしょ?男にやきもち焼くなんて・・・』
『お前、そんな事思ってたのか・・・
だって、男同士って、そんなものやろ・・・』と、
ひろは、大笑いしていた。
yasuは、私にひろの悪い事は何も言わなかった。
あんなに、いろんな事がある人だったのに、
ひろの事を、決して悪くは言わなかった。
ひろを信じてもいい・・・って、いつも言ってくれた。
その言葉が信じられたから、私はひろといる事が出来たんだろう。
そんな事も、話すと、
『ホント、yasuはいいやつだったなぁ~』と、
しみじみ言っていた。
コメント